クレジットカードの年間手数料が無料なのはもちろん、現金での購入よりもポイント還元率が高いことで、今では多くの人がクレジットカードを利用していますよね。
ほとんどのクレジットカードに、キャッシング枠がついているということはご存知でしょうか。
クレジットカードを持っていても、「お金を借りるのはちょっと…」と、キャッシング機能を使わない方や、そもそも最初からショッピング利用のみで、キャッシング機能を使う予定がないという方もいるでしょう。
ただ、「なんとなくそのままキャッシング機能をつけている…!」と言う方のために、今回はキャッシング機能を外す方法や外した際のメリットやデメリットについてご紹介します。
キャッシング機能は外すことができる
実は、クレジットカードについているキャッシング機能は、外すことができます。
「キャッシング機能をつけたくない」と言う方で新しくクレジットカードを発行する場合は、申し込み時に「キャッシング機能を外したい」と伝えましょう。
ポイント!
・窓口で発行してもらう際は口頭で伝える。
・郵送で申し込む際はその旨のメモを同封する。
上記のような簡単な方法でキャッシング機能を外せられますよ。
ほとんどのクレジットカード会社では、キャッシング枠を設けないクレジットカードを発行してくれます。
また、キャッシング枠をなくすメリットとしては、クレジットカードを発行するための審査に時間がかかりにくいということもあります。
もし他に借金をしていた場合、総量規制に引っかかってしまいキャッシング枠のあるクレジットカードが新規発行できないことも。
※総量規制とは、年収の3分の1にあたる金額を超えて借金はできないという仕組みのこと。
キャッシング枠をなくすことで、審査に手間をとることがなくなり、新たなクレジットカードを素早く手に入れることが可能になります。
すでに発行されているクレジットカードの場合は?
現在利用されているクレジットカードでも、キャッシング機能を外すことができます。
その方法とは、カード会社に電話をしてキャッシング枠を0円にするだけ!
ただキャッシングを0円にするだけでなく、実は他にもメリットがあります!
たとえば、クレジットカードを紛失してしまった際、キャッシング枠の限度額まで不正に利用されてしまう可能性が考えられますが、キャッシング枠を0円に設定することで、不正なキャッシング防止になります!
そのため、クレジットカードを紛失してしまった際の被害を最小限にすることができるのです。
キャッシング枠を外した際のデメリットはあるの?
もちろんデメリットもあります。
それは、急にお金が必要になった場合、そのクレジットカードではお金を借りられないこと。
キャッシング枠があるとコンビニのATMでも借りることができますが、ないともちろんお金を借りることができません。
他にも、再びキャッシング枠を設定するときには、再度審査を受ける必要があります。
再度審査を受ける場合は、必要書類の準備などで多くの手間と時間がかかってしまいますし、年収が減っていたら、審査が通らない可能性もあるでしょう。
キャッシング機能をつけるか外すかは、よく考えよう!
今回はキャッシング機能を外すメリットやデメリットについてご紹介しました。
キャシング機能をつけずに発行申請をすると、審査の時間が短縮されたり、不正利用の際にキャッシング枠の上限まで使われずに済むメリットがあります。
しかし、クレジットカードにキャッシング枠がなければ、急な出費で手持ちがないときにお金を借りることができません。
キャシング機能をつけない場合のメリットやデメリットを踏まえた上で、ご自分に向いている方を選んでくださいね!